2011年4月20日水曜日

Ubuntu 10.04とXoomを繋ぐ方法

Motorola XOOMとPC(今回はUbuntu 10.04)を繋ぐ方法をまとめてみる。XOOMはAndroid OS 3.0搭載のタブレット端末であり、次代のAndroidにおけるUIを早めに研究するのに最適と言える(気がする)。

今回は端末とPCを繋いで、以下のような画面キャプチャを取得することを目的としてみる。

基本手順

  • 51-android.rulesというファイルを作成
  • udevを再起動
  • adb daemonを再起動

51-android.rulesというファイルを作成

root権限で、/etc/udev/rules.d/51-android.rulesというファイルを作成する。内容は以下の通り。
SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="22b8", MODE="0666"
ちなみに、古いバージョンのUbuntuを利用している場合は、以下のようにする必要があるかも。
SUBSYSTEM=="usb_device", SYSFS{idVendor}=="22b8", MODE="0666"
ファイルを保存したら、ファイルの閲覧権限を設定する。
chmod a+r /etc/udev/rules.d/51-android.rules

udevを再起動

この手順は必要性ないかもしれないけど、一応やっとく。ちなみにudev(userspace device management)とは何ぞやと調べてみると・・・プラグアンドプレイを実現するための機構みたいな感じかな?
sudo restart udev

adb daemonを再起動

下のようなエラーになって困る。そんな時に必要な手順。
$sudo ./adb devices

List of devices attached
???????????? no permissions
サクっと。
sudo ./adb kill-server
sudo ./adb start-server
以上がうまく設定できていれば、こうなる
$sudo ./adb devices

List of devices attached
0288414743ffd297 device

これで、準備完了。あとはアプリ作ったりキャプチャしたりとやりたい放題。

参考

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